ツーリング:カヤック遠征ツーリング in 対馬(9/18~9/22)

シルバーウイークに対馬へ遠征ツーリングに行ってきました。

参加者は当クラブ員10名、艇種は全てタンデムで5艇。

この人員とカヤックそして荷物を1台の車(トヨタハイエースワイドスーパーロングハイルーフ)で賄えることができ、機動性に優れ経済的にも助かりました。


9/19(土)博多港AM00:05発のフェリーに乗船、対馬・厳原港AM04:45着。神話の里自然公園へ行き休憩と朝食を取ります。

陽射しが当たり始める頃、浅茅(あそう)湾が一望できる烏帽子岳へ。次に竜宮伝説で知られる和多都美(わたつみ)神社に参拝。

ところが、先の台風10号で海中に立っている第一鳥居が倒壊、その残骸が岸辺より痛ましく見えてショックでした。

 

美津島町鴨居瀬に移動して今日のメインである黒島ツーリングの準備。その前に昼食です。近くの民家へお水を頂きに行き挨拶を交わすと、何とご夫婦で江田島の大柿へ牡蠣の仕事で30年程行き来されていたとか。本当に奇遇です。お水以外にも色々と差入れをして頂きありがとうございました。

 

海は波風が殆ど無い穏やかな状況で、天気にも恵まれ絶好のカヌー日和。

奄美のハンミャ島を彷彿させる砂浜に上陸。ここも台風の影響で多くのゴミが浜辺に打上げられていましたが、海の水は半端ない透明度で実に綺麗。砂の丘の頂上を目指して女性クラブ員が猛アタック、見事に登頂成功。この女性、釣りは初めてですが見事に大物をゲット。正にビギナーズラック。今夜の宴会の刺身となりました。


 

9/20(日)浅茅湾内のツーリング。以前より当クラブ員と親交のある対馬カヤックス(中澤氏)対馬エコーツアー(上野氏)へ訪れ、

ここをベースにツーリングを行います。

 

今日も天候に恵まれ絶好のカヌー日和。概ねの方向へノンビリとツーリング。途中、カヌー体験のグループと行き交う際にイルカの情報を聞き、その方向へ目指して漕ぎ進みます。

暫くすると幸運にもイルカの群れに遭遇、その後に導かれるようにして景勝地の鋸割(のこわき)岩を通って入り江へ。

そこには特別史跡の金田城に関わる大吉戸(おおきど)神社があり、イルカにガイドされてきた感じです。

更に、この神社へ観光で訪れていた若い男女と挨拶を交わすと、男性はアメリカ人で女性は広島の矢野と判り、何とも奇遇です。彼等の希望で急遽のカヌー体験が行われ、楽しんで頂けたようです。

 

9/21(月)浅茅湾内のツーリング。ベースへ行く前に漁港で氷の調達。ここで思いがけなく新鮮なアワビ10㎏を格安で入手、夜の宴会が楽しみです。

 

当初の計画は和多都美神社でしたが、地元ガイドの方より午後から風が出るとの情報を聞き、中間地点の芋崎灯台を目指して出艇。既に波風が少し出ていましたが、順調に漕ぎ進み芋崎灯台に到着。沖合では波が目立ち始めています。

明礬(みょうばん)島に上陸して休憩と軽食を取ります。約1時間後にベースを目指して出艇。

幸いにも、波風は追い方向であり無事にベースに到着。用具等の洗いや洗艇を行いカヤック等を車に積載。10人で手際良く行っても、撤収作業に約2時間掛かりました。

対馬カヤックスさん、対馬エコーツアーさん、お世話になりました。色々とありがとうございました。

 

9/22(火)最終日は島内観光として韓国展望所、三宇田海水浴所、旅の疲れを癒す渚の湯そして万関橋を目指します。

 

今日は昨夜からの強い風が吹き荒れ曇気味の天気。海のツーリングでなくて良かった。

そんな爆風の中、早朝よりバンガローの前で対馬を惜しんでのキャンプファイヤー(危ない危ない)

連休最後の日ですが、どこへ行っても観光客は殆どいません。渚の湯では、ほぼ貸し切りの状態で海を眺めながらノンビリと湯に浸かりサッパリ。

対馬・厳原港PM15:25発のフェリーに乗船、博多港PM20:10着で無事帰広しました。